読めば分かる!麻雀の面白さ・上達への思考あれこれ

こんにちは!麻雀ソムリエの象です。麻雀の魅力を人々に伝えるため、その面白さや上達に繋がるゲーム中の思考等を発信します。人生の趣味として、麻雀を選んでみてはいかがでしょうか?✨

アガりだけが加点にあらず!

どーも!象です!

 

本日のタイトルは迷った末に分かり辛い感じになってしまいましたが、

要はアガリ以外で加点する方法です。

つまり「流局時の聴牌」ですね。

 

麻雀において加点が重要であることは、以前の記事でも書いております。

k3mj.hatenablog.com

 

ですので、もちろん自分のアガリが最高なのですが

「そうは言っても今回はアガリ無理だべ」ということもあります。頻繁に。

そんな時は基本オリるのですが、できれば流局時に聴牌を取れるように粘って打つべきです!その方が加点チャンスが広がりますからね。

 

ということで、安全牌を切って切って聴牌が取れるのならばそれにこしたことはありません。

ではそれらの前提情報を持った上で、本日の牌譜を検討しまーす!

実は特大反省点があるので、本当は公にしたくないのですがやります・・・戒めじゃ・・・

 

【牌譜URL】

https://tenhou.net/0/?log=2019041621gm-0029-0000-258c8fad&tw=0

 

では。

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場は11巡目に差し掛かり、象はメンツが1つだけ、残っているターツも愚形な上、打点も大してありません。

ということで、この手は基本オリです。が、安全牌になりそうな牌を3枚(発・8)は確保していますので、もしかすると流局時に聴牌を取ることができるかもしれない、という感じです。

 

そんなわけで、この三を鳴きました。

その後、アガリを目指すのであれば⑥や⑧を切っていくのですが、現在目指しているのは聴牌です。⑥や⑧は上家や対面に切り辛いこともあり・・・

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発を切りました。これで象がアガリを取れる可能性はほとんど0%です。

個人的には、これぐらいしておいた方が後々無理して聴牌維持したい気持ちを抑えられるのでよいと思います。

聴牌を取るために無理をして、放銃してしまっては元も子もないですからね

※よく覚えていてください

 

この時点での象の思考は

・発を切ることで安全にシャンテンを進められる

・もう一巡安全な発を切って凌ぐことができる

・粘り切れなくなった時、78辺りを切って聴牌維持もやめる

・筒子切りたくない

こんな感じでした。

 

そして・・・

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対面から⑥を鳴いて無事聴牌しました。ツモも安全そうな索子の上を引いておりましたので、聴牌維持している状態です。

そして今、アガリ牌(役がないのでアガれませんが)をツモってきたところです。この場合、何を切っても聴牌を維持できます。では何を切りましょう。

 

この時の象の思考は

・打牌候補は安全度を重視すれば7・8

聴牌維持の可能性を考えれば⑧

・⑥の壁もあるので⑧の危険度もそれほど高くなさそう(※反省)

でした。

ちなみに、聴牌維持の可能性を考えた時に打⑧が有利になるのは、次巡に危険牌をツモった場合を考えてみると分かりやすいです。

 

【打⑧後に危険牌Xをツモった場合】

②③④⑧678 X

→再度打⑧でX単騎待ちの聴牌維持

 

【打7(8)後に危険牌をツモった場合】

②③④⑧⑧68 X

→何を切っても聴牌維持が不可能

 

ということです。結果聴牌を維持したいと考えすぎていた象は・・・

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爆放銃(白目)

 

ということでドベになってしまいました・・・

象の思考がブレてしまい、放銃の結果になってしまったので

「流局時聴牌を狙う行為はダメなのでは・・・?」という風見えるかもしれませんが、そんなことはありません!

 

今回の反省点は、あくまでも象が前提である「放銃を絶対にしないこと」を守りきれなかったことが原因です。

ここまで煮詰まっている状態で⑥の壁と言って、リスクを少しでも取ったことがダメでした。

本来であれば8を切って、次巡危険牌のXを引いた段階で素直にオリるというのが聴牌狙いのあるべき進め方だと思います。猛反省・・・

 

ということで、この牌譜は象が悪かっただけで、

ガリが困難な手牌で聴牌を狙いに行く行為はやって損なしということです!

象語録:アガれずとも聴牌は狙え、しかしリスクは取るな!

 

以上でした!ではおやすみなさい!また明日!