ツモ切りリーチでもいいじゃない、人間だもの
まいど!
麻雀ソムリエ、もとい象です。
せっかく妙な仕事を始めたからには宣伝していかないと、ということで今後はこんな感じの冒頭でいきますよ。ご了承くださいね。えへへ。
さて
はいきました、唐突な聴牌画像。
これはチートイツを聴牌したところですね。
自分から見て7sが枯れているので、6sはかなり良い待ちに見えますが、とりあえずダマテンにとりました。
まぁ基本的にはわざわざチートイツやっててダマで出アガリも効くので、せっかくだから6sなどという真ん中の牌じゃなくて、もっと端の牌とか字牌とかで待ちたいと思うのが人情ですからねえ。
結局いい感じの待ちがなく、6s単騎待ちのまま状況が進みます。
そして
対面がノータイムで赤5sを切ってきました。
ノータイムで赤5s=この時点で対面の手に456sの面子も無いことが分かり、6sがさらに良い待ちに見えてきます。
もはや山にあるか暗刻で固められているのか、2つに1つです。
象さんが打っている時はだいたい誰かに暗刻で持たれていますが、一般的な方であれば山にあることの方が多いですね。
牌山にたくさんアガリ牌があるということは、自分がアガれる可能性も高いということです。
自分がアガれる可能性が高いということは、リーチをして打点を上昇させておいた方がお得ということです。
ということで、
これは次の自分のツモ番で威勢よく「ツモ切りリーチ、6s単騎待ちチートイツで心中じゃい!」作戦で行くべきです。
よく「でもツモ切りリーチって何か恥ずかしいし…下手だって馬鹿にされるし…」という人がいますが、これは違いますよ!注意です。
まずそもそも、馬鹿にされずに超褒められながら負けるのと、下手だと馬鹿にされながら勝つことを比べれば、後者の方がいいです。
ずっと勝ち続けていればそのうち
「あれ…?もしかして下手じゃない…?」
と、こういうことになります。
まあそもそも論は価値観もあるのでこれぐらいにしまして。
麻雀は1秒毎に状況が変わるゲームですから、さっきまではダマテンの方がいいけど今はリーチの方がいい!ということがままあります。
それにツモ切りリーチをすると、
「何で前の巡目にリーチしてない…?何だ…どういうことなんだ…?」と、無駄に相手を考えさせることもできます。これは相手のリソーセスを削るという点で、確実なメリットです。
それを「恥ずかしいから…」と言って、何か空切り(※)できる牌を引くのを待ってからリーチしていては勿体ないですね。
象語録:ツモ切りリーチしましょう
※空切り・・・既に自分の手牌の中に持っている牌と同じ牌を引いてきたとき、ツモ切りをせず、あえて手牌の中にある方の同じ牌を切ること。
ちなみに象さんの主観ですが、「前の巡目からリーチした方が良い牌姿なのを意味もなくダマテンにしていて、次の巡目に気づいてツモ切りリーチ」というのが、いわゆる恥ずかしいツモ切りリーチだと思います。
しかも、だいたいは前の巡目(というか聴牌時点)で即リーチをした方がいいことばっかりです。そういう理由で、ツモ切りリーチ=恥ずかしいという風潮が広まっているのでしょう。
麻雀は手牌が隠れており、情報が制限されている為、ツモ切りリーチをした人の真意が分かりません。
場合によっては恥ずかしくないツモ切りリーチもあるということを覚えておくといいかもしれませんね!
象語録:見るべきは本質である
それではまた!