上達の思考:切り順
( ´⊙◞౪◟⊙)はいどーも!麻雀ソムリエの象です。
〈麻雀ソムリエ〉kojimaさん(麻雀ソムリエ)のプロフィール | ココナラ
今回は麻雀上達編、切り順の話です。
【牌譜URL】
https://tenhou.net/0/?log=2020111406gm-00a9-0000-1aef09ff&tw=1
南1局0本場でこの牌姿です。
暗刻となる中を引き、1枚切るところ。
45pのいずれかを切ると聴牌します。
どちらを切るかですが…?
ここは普通に4p。待ちも多いし、3m付近がドラというわけでもありませんのでね。
( ´⊙◞౪◟⊙)ほんますぐ裏目りよるわ…
はい。小気味良く裏目っていきます。
とは言えこれをシャンポン聴牌にする技量は無いので、私は一生この手は裏目となることでしょう。
さて、大切なのはここで裏目を嘆くことではなく、引いた4pを受けて「どう切るか」です。
具体的に書くと
・ツモ切り4p
・手出し4p
のどっちを選ぶかという話ですが…
手出し4pを選択します。
理由は以前の記事でも述べた、「自分の河が相手からどう見えるか」を意識すると分かります。
【前回記事】
上達の思考:待ち取り - 読めば分かる!麻雀の面白さ・上達への思考あれこれ
さらっと解説すると、
まず1枚目の4pを切った時、相手は
( ´⊙◞౪◟⊙)ほぇ〜、最終手出し4pか、ほな36pは切らんとこ!
となっている可能性が高いです。
そして、その後引いた4pをツモ切った場合
( ´⊙◞౪◟⊙)思考変わらず
です。そらそうですが。ツモ切りしただけで手牌が変わっていないので、最終手出しが1枚目の4p=36pは警戒のままです。
しかし、この2枚目4pを手出し(カラ切り)した場合
( ´⊙◞౪◟⊙)お!?なんや36p通りそうやがな!
となります。
もしも36pなら、今手の内に45pを持っているということになりますが、1枚目の4p、2枚目の4pが両方手出しということは、1枚目の4pを切る時点で4445pと持っていたことになります。
それなら5p切って4p暗刻をメンツで持つはず。
待ちを36pとして考えた時に矛盾がある=36p待ちは薄い!
と、騙されてくれるんですな。笑
上記理由により、今回の裏目4pはそのままツモ切りではなく、手出しでカラ切りするのが良いです。
相手が自分の河をどう読むかを意識して打牌選択すること!ですね。これは地味ですが和了率アップに繋がると思いますよ!
以上、ではまた!