読めば分かる!麻雀の面白さ・上達への思考あれこれ

こんにちは!麻雀ソムリエの象です。麻雀の魅力を人々に伝えるため、その面白さや上達に繋がるゲーム中の思考等を発信します。人生の趣味として、麻雀を選んでみてはいかがでしょうか?✨

先切りを怠るな!

 


どーもー!象です。

 

ついに3月の稼働日も残すところあと1日となりました!

年度末ですなあ。師走も忙しいけど、やはり年度末の方が忙しいです。人の移動もあるし、部署の編成も変更されるので席替えも大変だし・・・

フリースペースで自由席にしたらいいのにと切に思っている今日この頃です。

 

ということで本日の牌譜検討していきましょう!

【牌譜URL】

https://tenhou.net/0/?log=2019032821gm-0029-0000-4f9aaf56&tw=1

 

今回の記事では、この場面を抜粋します。

f:id:k3mj:20190328232009p:plain

ラス前で3着目、役牌の白を対面にポンされたところです。

ふむふむ。

 

そして・・・

f:id:k3mj:20190328232029p:plain

次巡。切った白を再びツモってきました。

反射で打っていると「Holy Shit!」と叫びながらツモ切りしそうな場面ですが、

現状をよく見てみます。

先ほども記述したように、今はラス前、象は3着です。攻撃視点で見たとき、ここで象がアガると、オーラス象の満貫ツモで2着を逆転できる可能性が上がります。守備視点で見たとき、ラス目とは10,000点そこそこの点差ですので、もしもこの局で放銃してしまうと、オーラスでラス目が満貫をツモった場合に逆転されてしまう可能性が高くなります。

※いつか記事にできればと思いますが、満貫をツモられて逆転されるか否かというのは、点棒状況を判断する上で一つの大事な要素だと思っています。

 

ということで、象さん的にはアガリに向かいたいし、放銃を避けたいという難儀な場面です。

そして対面の河を見てみると、字牌2枚の後に索子や筒子のキー牌と呼べそうなところを切っています。

象の第一感は「萬子・・・?」でした。

 

であれば、ここで切るのは白ではありません。

ガリも見たい・放銃も避けたいという局面です。

こういった場合は、放銃に繋がりそうな牌は早めに切っておき、ある程度スリムにしながら手組を進めていくべきだと思っています。

 

したがって、白は後の安牌候補として確保しておき、現状浮き牌となっている萬子を処理してスリムに構えるのが吉となり易いです。

この後、2~3巡してからまた浮き牌の萬子をツモったとき、そこで初めてオリ気味になっていくイメージです。先切りをすることで、ぎりぎりまで戦えるようにしておくと形式聴牌も取り易くなったりしますからね!

 

以上の理由から、白の続け打ちではなく、二の先切り!!

・・・まぁオチはもう見えているのですが

f:id:k3mj:20190328232046p:plain

痛恨の放銃。

 

先切りが間に合いませんでした。Holy Shit!!

象語録:先切りが刺さるとショック

 

考えられる最悪の事態を経てオーラスを迎え、あえなくラスと散りました・・・

とは言え、長い目で見たときに必ずこの打牌(というかこの打牌を選択した考え方)は生きてくるかと思います。

後は牌に愛されることですね!

 

ちなみに・・・

Holy Shit:やべえ

weblio英和辞典より引用)

という意味です。そんなフランクな感じの訳なのね。

 

ラスにはなったものの、英語を一つ覚えたのでよしとしましょう!

なんてポジティブ!楽しく生きるコツです。

 

それではおやすみなさい!また明日!

あ、明日は華金ですよ皆さん!!仕事終わりの一杯を想像して頑張りましょー!✨