読めば分かる!麻雀の面白さ・上達への思考あれこれ

こんにちは!麻雀ソムリエの象です。麻雀の魅力を人々に伝えるため、その面白さや上達に繋がるゲーム中の思考等を発信します。人生の趣味として、麻雀を選んでみてはいかがでしょうか?✨

【初級編】手組みのキホン!

 

どーも!象です。

 

今回の牌譜はこちらです。無事に昨日のドベは取り返しました!嬉し!✨

【牌譜URL】

https://tenhou.net/0/?log=2019040322gm-0029-0000-33d522a3&tw=1

 

それでは牌譜検討・・・の前に、ご報告です。

 

先日象&象嫁で会議を開きました。

象嫁「象ブログは麻雀の楽しさをもっと多くの人に知ってもらう為に開設したんだよね?」

象「うむ」

象嫁「今までの記事を見る限り、覚えたての人達が見てもピンとこないんじゃない?」

象「え?た、確かに・・・」

象嫁「覚えたての人にも読んでもらおうと思ったら、もっと初級の内容もブログに書くべきよね」

象「おっしゃる通りでございます!」

 

ざっくり書くとこんな内容です。確かに象の書く記事は、元々麻雀をしている人向けのことばかり書いてあり、これから麻雀を本格的に始めよう!という方を惹きつけられる内容ではなかったなと思います。

 

ということで、これからは定期的に【初級編】と題した記事も書いていこうと思います!象が麻雀を始めたころを思い出しながらね!

麻雀始めたばかりという方は是非これらの記事を読んでみてください!

そして、麻雀を始めたばかりの人が周りにいる方は、是非象の【初級編】の記事を教えてあげてください!(宣伝)

 

ということで本日は【初級編】の記念すべき第一回目ですね!書いていきましょう。

 

 

 

タイトルにもあるように、本日お伝えしたいのは「手組みのキホン」です。

手組とは何かというと、自分に配られる13枚の形作りのことですな。

 

まず覚えていただきたいのが、麻雀は何をするゲームかということです。

麻雀とはズバリ、点棒を集めるゲームです。

「自分の点棒が他の人よりも多い状態でゲームを終える」ことが勝利条件ですので、対戦者は頑張って自分の点棒を増やそう(あるいは減らさないようにしよう)と努力します。

 

では、どうすれば点棒が集まるのでしょう?

それは、決められている形でアガリをすることです。

イメージとしては、麻雀のルールで決められている形があり、それを作り上げると

「お!この形が作れたんだね!おめでとう!!」となり、お祝いとして他の対局者から点棒が進呈されます。難しい形になればなるほど、作り上げた時にもらえるお祝いの量も増えますよ。

と、こういう話ですね!

 

ではでは、「決められている形」とは、いったいどこで作るのでしょう。

それが、皆さんに配られている13枚の手札(手牌と言います)です。

 

繋がってきましたでしょうか・・・?

つまり、今回の「手組みのキホン!」では、

効率よく決められた形をアガる為のコツ(の一部)

をお伝えしますよ~!ということですね。

 

もちろん、コツは本日書くこと以外にもたくさんありますので、一部と書いております。麻雀は奥が深いですからね!掘れば掘るほど出てきます!象さんも、今でも新しい発見をすることがあります、これがほんと超楽しい!!(騒がしい)

 

前置きが長くなりましたが、いざ書いていきます!

本日お伝えするのはこちらの内容!

 

・両面を作るべし!

 

はい、いきなりですが、麻雀は3枚1セットで一つの形になり、これを4セット、そして2枚1セットの「雀頭」と呼ばれるものを1セット集めると「アガリ」になります。

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この形を参考にしますと、

123 456 789 という風に、索子で3枚のセットが3つあります。

そして、次に③を貰えば

123 456 789 ③③③ ⑧⑧

という風に、3枚セットが4つ、2枚セットが1つある状態が作れますね。

⑧を貰ったときは

123 456 789 ③③ ⑧⑧⑧

という風に、これも3枚セット4つ、2枚セット1つの形ができます。

 

つまりこの画像では、象さんは③か⑧がほしい!ということなんですね~

このように、後1こでアガリになる!というときの「あと1こ!」に該当する牌のことを「待ち」と呼びます。象さん③⑧待ちです。

※3枚1セットの形は、123のように連番でもよいですし、③③③のように「同じ牌を3つ」でも大丈夫です。一方、2枚1セット部分は12という連番は認められておらず、必ず③③のように「同じ牌を2つ」集めないといけません。

 

はい、ということで、いきなり「アガリ」のルールと「待ち」というものについて分かりました。麻雀は巷で言われているほど難しいゲームではありませんから安心してください!この象さんでも覚えてますからね!

 

では本題ですが、今回出てきた「両面」とは何でしょうか。

「両面」というのは「待ちの形」です。

待ちの形には

・単騎待ち

・ペンチャン待ち

・カンチャン待ち

・シャンポン待ち

・両面待ち

・多面待ち

がありますが、それぞれ「あと1こ!」の枚数が違います。

例えば単騎待ちは、

123 456 789 ③③③ ⑧

という状態で待っていることであり、この時ほしい「あと1こ!」は⑧だけになります。麻雀牌は1種類につき4枚ですので、この人は3枚しか「あと1こ!」がありません。(1枚は自分で持っています)

 

では両面待ちはというと・・・

123 456 789 ②③ ⑧⑧

という状態のことです。待っているのは②③の部分ですね。

この人は「あと1こ!」の牌は①か④です。①②③でも②③④でも連番の1セットができますからね。

では、この人の「あと1こ!」は何枚あるでしょう。

なんと・・・8枚あります!単騎待ちの2倍以上ですね。

当たり前ですが、待ちの枚数が多いほどアガリの確率は高まります。

 

ちなみにそれぞれの待ちに対する「あと1こ!」の枚数は

・単騎待ちー3枚

・ペンチャン待ちー4枚

・カンチャン待ちー4枚

・シャンポン待ちー4枚

・両面待ちー8枚

・多面待ちー色々

であり、両面待ちはかなり枚数が多いです。

ということで、まずは両面待ちを上手に作れるようになることがアガリへの第一歩です。

 

コツが分かったところで、象さんの今日の麻雀を見てみます。

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この形に四を引いてきました。

四を隠したとき、象さんの手牌は

一 一二三 四五 ⑥⑥ ⑦⑨ 567

と分けられ、「あと1こ!」になるためには

三・六か⑧を引いてこないとダメな気がしますね。

⑧を引いて「あと1こ!」になった場合は、残った部分が四五になり、三-六の両面待ちになるのですが、逆の場合は⑧しか待てません。これは嫌です。

 

が・・・この四ツモによって、この手牌はガラッと変わります。

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打⑨としましょう!こうすると

一一 二三四 四五 ⑥ ⑥⑦ 567

この形になり、次にほしいのは三・六か⑤・⑧になります。(実はもう少しあるのですが、今回は見つける必要はないです!分かる方は探してみて下さい!)

しかもなんと、どちらを引いても最後の「あと1こ!」は両面待ちになります!

これは嬉しい!

 

まとめると、自分の手牌をアガリに結び付けるためのコツは、常に

「両面待ちにならんか・・・?」と考えながら手組みを進めていくことですな。

象語録:両面を目指せ!

 

ということです!

 

以上!それでは皆様が麻雀の楽しさにどんどん惹かれていくことを祈って!

おやすみなさい!