やってはいけない:押し引き
( ´⊙◞౪◟⊙)はいどーも!麻雀ソムリエの象です。
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今回は「やってはいけない」、押し引きの話です。
【牌譜URL】
https://tenhou.net/0/?log=2021012006gm-00a9-0000-3938e46d&tw=1
南1局2本場でこの牌姿です。
親リーチを受けて回っていたところ、自分が25m待ちの聴牌を取れました。
と、さらに対面からリーチが入り、2軒リーチの状況で引かされたのが8s。
親には現物ですが、対面には無スジの一発目となります。
(;`⊙◞౪◟⊙)どうすんねん…!
押しとしました。
親には刺さらないのと、供託のリーチ棒に魅力を感じましたね。
でも…
(;`⊙◞౪◟⊙)これは押しすぎ感が否めませんわ!
振り返った結果、押しすぎだと判断しました。
まずは対面への8sの危険度ですが、
単純に通っているスジをカウントすると
9本ありますね。
さらに6pの手出し2枚を考えると、
47p、58pの待ちも薄くなりますので追加で2本。
合計11本のスジが通ることになります。
逆に言えば、通っていないのはあと7本です。
そして8sはその内の一つなので、単純な両面への放銃率は大体14%程度です。
その他カンチャン待ちやら単騎待ち等色々ありますが、まぁ概ね14%をそのままこの8sの放銃率として見ていいと思います。
次に、点数状況を確認します。
場況としては、上二人と下二人が互いに競り合いという感じ。
そして自分はと言うと2着目です。しかも親も残っていますね。
これらの状況を勘案した時、
自分がより上に行く為の押しよりも
自分が下の競り合いに巻き込まれないための打牌選択が重要だと思います。
であればここで放銃率14%の牌を切るのは
押しすぎだということですね!
10%までなら押すかしら!という感じです。
ちなみに…
押した結果和了できましたし、ここで押さなければ親がツモっていました。
このように、結果が良いとプロセスの悪さに気づけないことが多いですが、結果は結果、プロセスはプロセスで振り返ることが大切ですね!
以上、ではまた!