上達の思考:手組み
( ´⊙◞౪◟⊙)はいどーも!麻雀ソムリエの象です。
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今回は麻雀上達編、手組みの話です。
【牌譜URL】
https://tenhou.net/0/?log=2021012706gm-00a9-0000-e33b98c2&tw=2
南1局0本場でこの牌姿です。
前巡、赤5pを切ればペン7mの聴牌を取れるところでしたが、それを拒否して打8mとしています。
そして今、9mを縦引きしました。
赤5pを切れば9m、北のシャンポン待ちになりますが……?
( ´⊙◞౪◟⊙)シャンポン待ちになったー!!
聴牌を取りました。
さて、ではなぜ
①前巡のペン7m聴牌は拒否したのに
②今回のシャンポン待ち聴牌は取ったのか?
ということですが、理由は待ちの良さと打点にあります。
①について、ペン7m待ちだと待ちは愚形。
打点は出アガリ3,900です。
一方、聴牌を外して赤5pの関連牌を引き、混一色聴牌を貼り直した場合
待ちは好形か愚形か、とりあえずペン7mと同等かそれ以上の待ちにはなりそうです。
打点は8,000なので、ペン7m聴牌を取った場合と比較すると約2倍です。
では②について、
9mと北のシャンポンは、待ちとして悪くないと思います。よく捨てられますからね。
そして打点は、確実にテンパネするので
5,200となります。
待ちが9mと北のシャンポンよりも悪くなる可能性があります。
打点は8,000なので、シャンポン聴牌を取った場合と比較すると約1.5倍です。
つまり、今回の場合は前巡と比較して
聴牌を外すデメリットが大きい上にメリットが小さいということになります。
どこまでを基準とするかは人によるところだと思いますが、私は②のケースなら素直に聴牌をとる方が良いと思いますねー!
第一本戦の最終形に対して、どのラインまではそこを目指し、どのラインからは妥協するかをよく決めておくことが重要ですな。
以上、ではまた!